商号 | 株式会社 坪川毛筆刷毛製作所 |
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設立 | 昭和14年4月 |
所在地 | 広島県呉市川尻町森二丁目10番1号 |
連絡先 | TEL:0823-87-2123 / FAX:0823-87-6124 E-mail:tsukinourafudehonpo@yahoo.co.jp |
代表者 | 代表取締役 坪川 禮巳(つぼかわ ひろみ) |
主要営業品目 | 毛筆・刷毛・化粧筆 |
その他 | 全国書道用品生産連盟会員 呉法人会会員 呉関税会会員 呉広域商工会理事 |
昭和14年4月 | 創業 創業者 坪川蔵之助が坪川毛筆刷毛製作所を発足し、毛筆・刷毛の製造を行い、戦後強力業社として業界の発展に尽くす(川尻史)。 |
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昭和33年 | 広島復興大博覧会に出品 |
昭和42年 | 坪川禮巳が資本金200万円で法人化し、登録商標「月の浦筆」をブランド化 |
昭和46年 | 資本金500万円に増資 |
昭和52年 | 資本金1,000万円 |
昭和58年 | 中国上海畜産分公司との間に高級原毛に関する国内販売の独占契約を結ぶ |
昭和59年 | ふるさと産業振興のため毛筆資料館(総工費 1億6千万)の完成に尽力 |
平成元年 | 天皇陛下が川尻筆作りをご見学(筆の産地としては全国初めて) 先代である坪川蔵之助(当時 川尻町長)がご案内 |
平成16年 | 川尻筆が経済産業大臣より伝統的工芸品に指定される |
平成21年7月 | 広島県 中小企業経営革新計画 認定 |
平成21年 | 中小企業事業化促進補助事業に採択 |
平成22年 | 地域産業活性化支援事業に採択 |
平成23年 | 経済産業省 地域資源活用新事業 「売れる商品づくり支援事業」認定 |
平成23年 | 地域産業活性化支援事業に採択 |
当社は昭和14年の創業以来、高級毛筆の製作に事業の主軸を置き、常に品質向上、技術革新に努めて参りました。
それにより培われた品質と技術を認めて頂き、全国の書道愛好家の皆様から高級筆メーカーとしての認知を頂くとともに、販売店様からも、専用の毛筆製作のご依頼を頂いております。
近年では、書写書道教育現場の問題解決のお役に立てる商品の開発に取り組み、経済産業省様をはじめとした公的機関様より、高い評価を頂いております。
長引く景気の低迷や少子化など、私達の業界を取り巻く環境は、大きく変わって参りました。それに伴い、お客様が毛筆に求める要素も、大きく変化しております。単に低単価なだけではなく、「高付加価値」かつ「差別化」された商品を望まれるお客様のニーズを、迅速に察知し、本当に求められている商品を世の中に送り出していく事が、「毛筆メーカー」として今の時代を生きる当社の課題であり使命であると思います。
さて、おかげさまで当社は2009年に創業70周年を迎えました。長年にわたりご愛顧くださいましたお客様に感謝の意を申し上げますと共に、今後もそのご愛顧・ご信頼に全力でお応えして参ります。
川尻と筆の関わりは、江戸時代末期からのことです。天保9年(1838年)、摂州有馬から筆を仕入れ、寺子屋などに置いて販売したのが始まりです。
しかし当初、筆の製造はなかなか受け入れられませんでした。
川尻筆が最初に手がけられたのは、安政6年(1859年)になってから、出雲・松江から筆職人を雇い入れ、高品質の「ねりまぜ」大量生産の「ぼんまぜ」ともに扱ったのが最初でした。
以来、川尻筆の製造は大きく発展し、多くの毛筆生産業者が輩出し、技術の向上に努め、特に明治末期から昭和の初めにかけ隆盛を極めました。
戦後、学制の変更などの影響を受け、一時不振時代がありましたが、昭和42には「川尻毛筆事業協同組合」が組織され、時代にあった経営の合理化・近代化が実現したほか、昭和46年には学校習字が復活し、筆製造は再び盛んになりました。
また、昭和54年には「ふるさと産業」の指定を受け、平成16年8月31日には、国の「経済産業大臣指定伝統的工芸品」の指定を受けています。
【お車でお越しのお客様】
広島から国道31号線・185号線 約90分
呉から国道185号線 約40分
三原から国道185号線 約80分
【JRでお越しのお客様】
広島からJR呉線 約70分 安芸川尻駅から徒歩約5分
呉からJR呉線 約20分 安芸川尻駅から徒歩約5分
三原からJR呉線 約70分 安芸川尻駅から徒歩約5分