ISHIN

毛筆維新

丸洗いしても書き味持続お手入れカンタン!ありそうでなかった理想の小筆が書道新時代を切り開きます。

維新1 水でしっかり洗える画期的な穂先
当社独自開発の「特殊配合の原毛」「特殊な形状の軸」の採用により、穂先全体が水洗いできるので再使用時、一定の書き味が持続します。お手入れカンタン。筆が長持ち。

当社の独自製法で丸洗いOK 経済的

維新2 手になじみ、持ちやすく書きやすい六角形の軸
軸の形状が鉛筆と同じ六角形を採用。持ちやすく、しっかりと手になじみ、正しい筆の持ち方にもつながります。

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維新3 選べるカラーバリーエーション
デザイナーによる斬新な軸デザインを採用。ブラック・レッド・ゴールド・ライトブルー・グリーンの5色を用意。筆を持つことが楽しくなります。

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維新4 教育現場の声を取り入れ大学の研究者と共同開発
穂先作りから試作品のテストまで大学書道学科の先生の監修を受け、書写書道教育現場の意向を取り入れました。

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月の浦筆本舗「ISHIN」について

 弾力性に富む毛筆。𠮟筆圧の加減によって、点画の形が変わり、点画から点画へとつながりが生まれ、穂先の動きに連続性を持たせる事によりリズムが出る等、平成20年版小学校学習指導要領では、筆の機能面について分かりやすく整理提示されました。運動面からも書く力を身につけさせていこうというのが新学習指導要領の新しい考え方です。毛筆は欠くことのできない教具としてこれからも変わらず書写授業に位置付いていきます。

 一方、実際の書写授業においては、これまで課題がいくつかありました。用具について言えば、消耗が早く後片付けの面倒な小筆の扱い方の指導もその一つです。小筆は、作品への記名に使用するのみならず、毛筆と、普段使用している硬筆筆記用具とをスムーズに結びつける役割も担っており、同学習指導要領解説に「小筆や筆ペンなどを使用して、日常で文字を書く条件に近付けることが求めなれる」という文言が見えることからも分かります。

 今回、月の浦筆本舗が開発された「ISHIN」書写用小筆は、まず、後片付けの水洗いの際に糊で固めた部分まで捌けてしまい、穂先が膨張し、筆の弾力が無くなり、書き難くなるという小筆特有の問題を解決するために開発された商品であると言えましょう。

1.子どもにとって後片付けが楽になる
2.教師への片づけ指導への負担が軽減される
3.同じ書き味が持続する
4.買い替え時期が伸び物を大切にする気持ちが育まれる
等が期待できると思われます。

 もう一つ忘れてはならない特長として、日常の筆記用具(小学生の日常筆記用具である鉛筆)へ近付けるために鉛筆と同じ型の六角形の軸を採用され、新たな工夫が施されています。

 鉛筆はなぜ六角形なのかについては、木材料の無駄が出ない、転がりにくい、持ちやすい等が言われますが、運動面で言えば軸を回し易いことがあげられましょう。軸を回すことで芯先の形状が一定となり、書き易さが持続するのです。軸を回すことは、強く握りしめないことでもあり、正しい筆記具の持ち方へと繋がっていきます。言うまでもなく鉛筆の使用は、姿勢・執筆等の身につけさせたい小学校においては意味があるのであり、今回、同じ形状の軸を持つ小筆を開発されたことは、こうした教育現場からの要請にも応える意義のある開発であると言えます。

[補足:毛筆を使用することの意義]
 文字の形についての認知面と書く時の運動面において認められています。即ち、大きく書くことによって文字の細かな部分を書き確かめられるという良さがあり、正しく整った文字についての理解が促され、正確に書くことに繋がっていきます。また、文字や文、文章の書き始めから書き終わりまでを効率よく書いていくためのリズムなど運動能力の習得に効果があると言われています。特に、小学校五、六年生の「文字群」(まとまった文章)を書く際には、小筆の積極的な使用が求められることになっていきます。
 このような毛筆によって身につけた認知面及び運動面が、日常の硬筆筆記用具での書写に生かされているか、というと首を傾げざるを得ない状況が広く存在します。せっかく毛筆で身につけた技能が硬筆に生かされていかないという問題です。その点でもこの六角形をした小筆が、その橋渡し役を担ってくれるのではないかと期待されます。


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